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大人の遠足 その2 「枯露柿のすだれ」

 寒さが急に厳しくなった日。
でも、このオレンジを見ると寒かったことを忘れます。

 岩波農園さんの枯露柿です。 「ころがき」と読むそうです。
入り口の看板に、

 “ころ柿と言う名は、柿を乾かすときまんべんなく陽があたるようにころころ位置を変える作業をすることによるといわれています。

 この地域は気象状況が適していることなどから盛んで、11月から12月にかけて民家の軒下に吊るされている「ころ柿のすだれ」は甲州を代表する風物詩です。”


と、ありました。 どうぞご覧ください。 


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 「観光バスが到着していたら、人が引けるのを待たなくちゃね」と、お話していたのにも関わらず、この日は人が少なくて、ねこちゃんものんびり日向ぼっこ。

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  ほうとうのお店もそうでしたが、昔の日本の家屋はこんな風に縁側があって、ご近所の方が来られてもちょっと腰掛けてお話が弾んだんだろうと思います。 味気ないかな、マンションの暮らし。

 手で皮をむかれた柿は、こんな風に所狭しと吊るされます。

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 その数、2万個。 気が遠くなりますね。
でも、楽しそう。

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 そう感じたのは、作業されてる農園の方のお話が穏やかで心地よかったから。

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 手を止めることなく、色々と教えて下さいました。

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 以前、川合先生の桃源郷撮影ツアーで行ったときから、山梨の軽トララブです。


 柿から滴る蜜。 マクロが役に立ったかもと思っても持ってこなかった。


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 紐に吊るされ、ある程度まで乾燥したら、紐から外し、こうやってころころ乾かすようです。 

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 そこはオランダ人にも見せてあげたいようなオレンジの世界でした。

                              つづく

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