京都 瑠璃光院
11月27日
京都で紅葉の名所に行きたいと思ってた矢先、FBで拝見したお友達の八瀬大原の瑠璃光院があまりにも美しく、迷わずこちらに決定。
両親には、「遠いよ」と言われましたが、この機会を逃すともう来れないかもと思うと頑張れます。
京都駅でコインロッカーにスーツケースを預けようと思ったら空がない。
あったと思ったら、一番小さいロッカーでは入らず泣きそうになりましたが、やっと駅の端に手荷物預かり所を見つけ、身軽になれました。
観光シーズンの京都、なかなか思うようにことが運びません。
東福寺、出町柳で乗り換えて無事、八瀬比叡山口駅に到着。
駅舎も雰囲気があり、気分が高まります。
観光バスも入れないような、ひっそりした山あいです。
地図を見ながら、紅葉を見ながら。 きっと人が集まっているあそこですね。
こちらは、文化財保護のために通常は非公開です。 ガイドブックにもあまり掲載されていません。 昨年の紅葉時期も公開されませんでした。
今年は夏の大雨で被害を受けられたそうで、公開になったようなことを入り口の方がおっしゃっていました。
杉苔の上に広がる落ち葉も美しかった。
あまりの美しさに、目頭が熱くなる思いです。
真っ先に見たいお庭側は人が休憩されていて、お庭と反対側の窓を。
こちらからの山を臨む景色もまた格別でした。
こちらお庭側です。
お座布団が並べてあるので、皆さんゆっくり座ってお庭を鑑賞。
ふと、皆さんが気を遣って引いてくださるときがありました。
撮ると満足して、やっと他にも目が行きます。
京都駅からも小一時間かかるこちら 、静かにゆっくりお庭を楽しみたい。
お隣にいらした老夫婦。 お二人で話してらっしゃるその言葉がなんとも懐かしくて、穏やかで、心地よい。 和歌山出身の方でした。 うちの祖母と同じ。 なんとなくお話が弾み、一緒に写真も撮っていただきました。
廊下にうつる赤にも惚れました。
団体客が居なかったのが幸いです。
心は「横浜に帰らなくちゃモード」なので、この景色が一層お名残惜しく感じます。
この日は、京都にしては暖かかったのですが、やはり時間が経つと肌寒くなります。
えいでんの本数も少ないですから、そろそろおしまいに。
帰りは、少し歩きますが、宝ヶ池駅で下車し、国際会館前まで歩き、そこから地下鉄で京都駅に向かいました。
他にも行きたい場所がありましたが、今回はこれでお終い。
また来年もこの時期に帰省できたらと思います。
紅葉の季節も終わり、また瑠璃光院にもいつもの静けさが訪れていることでしょう。
そうそう、こちらに置かれてあった感想を書くノートに、「マナーの悪いカメラマンが多すぎ。何とかして欲しい。」と言うような書き込みを見つけ、心が痛みました。 私は大丈夫だったでしょうか。 撮影することも楽しみの一つなので、撮影禁止になると悲しいです。
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