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奈良の紅葉

 今年は帰省を紅葉の時期に合わせました。
奈良の紅葉を見るのは結婚して初めてかもしれません。

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 昼食後、父が紅葉を見にと車を走らせてくれました。

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 既に散っている木もありましたが、見頃です。
大仏殿のすぐ脇。 大仏池と言うそうです。 

 雨上がりの平日ではありましたが、人が少ないですね。
きっと大仏殿の正門は観光客でごった返していることだと思いますが、場所を選べば奈良はひっそりした場所も探せそうです。 

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 春に歩いたことがあった場所ですが、秋にはこんな美しく色付くとは知りませんでした。 

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 紅葉と鹿とは、なんだか花札みたいです。

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 花札の遊び方はよくわかりませんが、「しかとする」と言うのも花札から来た言葉だとか。 こんな感じでしょうか。
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 この後、奥山ドライブにも連れて行ってもらいました。
こちらから行くと、若草山の裏側に出るので、登らずともらくらく頂上です。
駐車場で車を降りるなり、鹿がお出迎え。 こんな出会いも奈良ではです。


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 鹿に斑点があるのは、小鹿だけだと思っていたら、大人も夏毛には斑点が現れるそうで、鹿の子と呼ばれ夏の季語だそうです。 知りませんでした。 どおりでこの鹿、斑点がある割には老けてますね。  

 丁度雨上がりで霞も出ています。 人工物の柵がなければ秘境にみえるかもしれません。 


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 後に見えるのが奈良盆地。
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 ピントが前の木に合ってしまいましたが、ちょうどいい。
奈良の木は鹿が幹の皮を食べてしまわないように、金網が巻かれています。

 もう一つ異様な光景。 奈良の奥山は、楢の木を枯らしてしまう虫が幹に住みつくそうで、それを駆除する為に、幹にビニールが巻かれています。


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 なんとも悲しい光景です。 

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