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ドームのキルト展

 この時期恒例のドームの東京国際キルトフェスティバルへ、今年も券を頂けたので行ってきました。

 例年にも増してすごい人です。
インフルエンザが猛威を振るっているこの季節、なんとなくそれも気になります。

 お店をさらっと見て、欲しい布を先に購入。

 それから、私好みの作品を鑑賞。

 とても気になったのは、今年の特集企画。 長野富江さんの「野良着2000つぎ」でした。

祖父が残した開拓当時の藍染めの野良着に出会い、その美しさに目を奪われた北海道斜里町の長野富江。「この日本の布地の美しさを後世に残したい」と野良着や着物2000枚余りを収集。独学でキルトを学び、収集した布地に新たな生命を吹き込みました。作品は主に自身のふるさとがテーマ。ボロと呼ばれる布でありながら、時を経た色の美しさは、キルトを表現するには余りあるものが有ります。10枚の作品が、アメリカ ボストン美術館に収蔵されています。     公式ホームページより

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 何度も何度も洗濯され、擦り切れたところにつぎをあてる。
何重にも重なっていて。 極寒の北海道で、また物のすくなかった時代に、どれだけ大切に扱われていたのかがよく分かります。

 そんな野良着を集められ、ほどいて作られたのが下の作品。
ため息がでます。 きっとさわり心地も良い事でしょう。 

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 スマホ撮影ですので、きれいに撮影できないのが製作者さんにも申し訳ないですが、とても心に残る作品でしたのでアップさせていただきました。

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コメント

行かれたんだね。
私も買い物が楽しみだよ
いつもチェックするお店もあるし、気になるお店が集まるから嬉しいよね

投稿: jasmine* | 2013年1月30日 (水) 00時45分

野良着のキルト、見事です!
私もこう言うの好きだわぁ~。
渋さの中にも鮮やかさもあって。
素敵な作品を紹介して頂いて嬉しいです。ありがとう(o^-^o)

投稿: yaco | 2013年1月30日 (水) 10時29分

jasmineさん> 今年は会期が短いそうですよ。 お店や人気の先生の作品前は大混雑でした。 人が多いと、「もういいや」って思っちゃう。

 しかし、行かないと気がすまなかったりするのです。 複雑。

投稿: Amy | 2013年1月30日 (水) 13時41分

yacoさん> 昔は派手なのが好きでしたが、年齢のせいかしらん。 こういうのとってもいいなって思います。

 もう二度と手に入らない古布。 野良のままでは捨てられちゃうかもしれない。 そう思うと保存するって言う意味でも大切なことですよね。 

投稿: Amy | 2013年1月30日 (水) 13時43分

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